ガソリン添加剤の紹介|効果とその必要性

ガソリン添加剤の紹介

今回は添加剤のお話をしたいと思います。

一口に添加剤と言っても自動車用の添加剤にはさまざまな種類があります。

水抜き剤と同じくして、修理工場・ディーラー・自動車用品店などでも推奨されている商品です。

しかし、自動車業界に従事しない一般の方の視点から見ると、ガソリン添加剤がどの程度の効果があるのかわからないのが実際のところだと思います。

そこで今回は各社の商品の紹介と合わせてガソリン添加剤の解説をしたいと思います。

WAKO’S F-1

WAKO’S(和光ケミカル)が販売する洗浄系燃料添加剤です。

この商品はフェーエルワンとして商品ラインアップされており、F-1と呼ばれています。

また、この商品の性能から日産純正部品メーカーであるPIT WORK(ピットワーク)にOEM供給されています。

このフューエルワンは、高性能洗浄剤PEAの作用によって燃焼室や吸排気バルブ・インジェクターなどの燃料ライン(燃料が通過する通路)に蓄積したカーボン・ワニス・ガム室など、エンジンにとって不純物となる物質を除去して燃料ラインを本来ある状態に洗浄することが目的です。

家の水道管などで想定するとおわかりいただけると思いますが、水道管の中に不純物があるよりも内部が綺麗な水道管の方が水道水は綺麗です。

燃料ラインも同じで、燃料ライン内が綺麗な方が純粋なガソリンをインジェクターから燃焼室内に供給することが可能となります。

自動車は、走行距離が多くなればカーボンなどの不純物がそれに比例して多くなります。

そのため、過走行車両にフューエルワンを注入する場合には2~3回の連続使用が効果的だとメーカーでは推奨しています。

また、フェーエルワンの性能として燃料の酸化及び燃料タンク内に発生する錆・腐食を抑制することができます。

特に錆・腐食が深刻な東北地方や北海道で使用している自動車には効果的です。

フューエルワンを使用する際は、燃料30~60リットルに1本の使用になっています。

燃料残量が30リットル未満の場合の注意事項として、アイドリング不調やカブリに注意が必要です。

燃料残量が30リットル未満の場合は1%を超えないように添加します。

NUTEC NC-220

モータースポーツブランドで有名なNUTECから販売されているガソリン添加剤です。

レースの世界では同社が供給するエンジンオイルが好評で、名実と共に有名ブランドとなっています。

NC-220はスラッジリムーバー&フューエルブースト。

フェーエルシステムクリーンナップ&パワーアップ添加剤と公式に謳われています。

先程のWAKO’S F-1と共通する部分もありますが、最も大きな効果としては燃料ライン内にあるスラッジ等の不純物を除去することにあります。

それに加えて、チューニング要素のあるこの製品は、パワーアップ効果も合わせ持っています。

この商品の適合車種はガソリンエンジン車・ディーゼルエンジン車の両方が対応です。

国産・輸入車関係なく使用が可能で、モータースポーツシーンでも活用できるようにチューニングカーにも対応しています。

 

上記のようにNC-220は、フューエルタンク(燃料タンク)からインジェクターまでの燃料ラインに対して、強力な洗浄効果を持たせることを目的としています。

その際の同時効果として、アクセルを開けた際に体感できる程のパワーアップ効果が魅力である特殊な燃料添加剤です。

つまり、NC-220はクリーニングによる効果を維持するトリートメント系の洗浄・潤滑を行い、それに加えてパワーアップ効果を発揮できる商品となります。

また、NC-220は給油口から燃料に添加するだけで燃料と混ぜ合わせることができます。

前述のようにNC-220は燃料ラインのクーリングと同時にパワーアップ効果もあります。

しかし一般的には洗浄成分が強いと燃焼しにくくなるため、クリーニング性能とパワーアップ効果が共存するこの商品は非常に珍しいと言えます。

 

では、何故そのようなことが可能なのか?

その理由はNC-220に含まれている特殊添加剤成分にあります。

この性質がNC-220の隠し味のようなものなのですが、この特殊添加剤成分によってノッキングを抑制しつつ燃焼を促進することが可能となります。

その結果として、実際のエンジン作動条件下において効果的なクリーニングとパワーアップを両立が可能となります。

HKS DIRECT DEPOSIT REMOVER(DDRダイレクト)

こちらはチューニングパーツ等を中心としたアフターパーツメーカーHKSが販売する商品です。

商品名になっているようにカーボン除去が主な役割です。

DDRダイレクトは、エンジンチューンなどでチューニングした車両や長期低速運転により燃焼室及びプラグに付着したデポジットを強力かつ簡単に除去できることを売りにしています。

それに合わせてエンジン本来の性能を回復させる働きがあります。

添加量はガソリン75リットルに対してボトル1本(225ml)と指定されており、他のメーカーの商品と同じくガソリン給油口から添加するタイプです。

DDRダイレクトはガソリンエンジン対応のため、ディーゼルエンジンには使用できません。

しかし、キャブ車や直噴エンジンへの使用は可能になっています。

過走行車など、燃料ラインの汚れが酷い車両には連続使用することによって効果アップが可能です。

HKS DIRECT DEPOSIT REMOVER DIESEL(DDRディーゼル)

先程のガソリン車用のDDRダイレクトと別でHKSからDDRディーゼルが販売されています。

DDRディーゼルは優れたインジェクタ洗浄性能を売りにしており、コモンレール式を含む全てのディーゼルエンジンに洗浄効果があります。

また、同時に黒煙を減少させる効果があるためエンジンパワーを回復することも可能です。

低温時の始動性を改善してエンジン内の失火を防ぎ、有害な排気ガスを低減させます。

環境改善にもなりますのでディーゼルエンジンにおすすめです。

まとめ

個人的にはWAKO’S・PIT WARKのF-1がおすすめですが、各社の特徴を見て試していただければと思います。

添加剤と聞けばあまり意味ないのでは?と思う方もおられますが、そうではありません。

燃料ラインを洗浄することが根本的な目的ですので、エンジンに優しい添加剤と言えます。

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